KirIn 落書き帳

素人がプログラミング, FPGA, LSIをお勉強しているメモ書きです。間違いがあればご指導していただけたら幸いです。

Jetson TK1 OSインストール

参考 URL
Download and Install Jetpack L4T

Jetson TK1にはデフォルトでUbuntuがフラッシュにインストールされていて、すぐ使えるようになります。 Jetson TK1のOSを更新したい場合、Ubuntu14.04のホストPCが必要なようです(Virtual Machineでも可)。

今回は、すでに持っていたVirtualboxのXUbuntu14.04でインストールしました。 全体でおよそ30分くらいかかるので、時間に余裕を持ってやったほうが良いです。

注意 : USBをつかうのでVirtualboxのExtension Packを入れておく必要があります

必要なものをダウンロード

NVIDIA Embedded Developer ZoneJetPackをダウンロードします。

この時、NVIDIAのDeveloper memberに入らないと聞けません(無料, 2016/02/22時)。

f:id:KirIn:20160315012247p:plain

よりubuntu[64-bit]をダウンロード

ホストPCにJetPack L4Tをインストール

ダウンロードしたバージョンごとに${VERSION}を読み替えてください。

# 実行権限を与える
chmod +x JetPack-${VERSION}.run
# 実行
./JetPack-${VERSION}.run

そうすると、インストールウィンドウがポップアップしてきます。 支持通りに進めていきます。

f:id:KirIn:20160315012335p:plain

...

f:id:KirIn:20160315012421p:plain

インストールパッケージを選択

最近のインストーラはJetson TX1とJetson TK1のものが混載されているのでJetson TK1を選択し、Standardを選びました。
(Jetson TK1を選択し、Fullでインストールしようとするとcuda7.0のインストールに失敗してしまい途中でインストールが止まってしまいました。Jetson TK1はCuda6.5までしか対応していないはずなのに???)

f:id:KirIn:20160315012443p:plain)

Jetson TK1にデータを転送

Jetson TK1を起動し、Ethernetケーブルを接続し、ifconfigでJetson TK1のIPアドレスを調べます。 そしてホスト側のインストーラウィンドウにJetson TK1のIPアドレス、ユーザ名(ubnutu)、パスワード(ubuntu)を入力します。

f:id:KirIn:20160315012607p:plain

転送が終了すると、ホストPCでターミナルがポップアップしてPlease put your device to Force USB Recovery Mode 以下略と表示されます。 ホストPCとJetson TK1を付属のUSBケーブルで接続し、Jetson TK1のリカバリーボタンとリセットボタンを同時押し(2秒~)、その後リセットボタンを離した後に、リカバリーボタンを離すとリカバリーモードでJetsok TK1が起動します。

そうするとVirtualboxのUSBに“NVIDIA Corp. APX”が認識されます。 Virtualboxに接続した後に、先ほどポップアップしたターミナルにエンターを打ち込むとFlashへの書き込みが始まります。

しばらくするとJetson TK1が再起動し、ホストPCにもう一度IPアドレス、ユーザ名、パスワードを入力する画面が表示されます。 同じように打ち込むとサンプルのデータが転送されます。

しばらくするとJetson TK1でサンプルコードが実行されます。

f:id:KirIn:20160315012711j:plain